秋になると、銀杏並木の下には大量の銀杏が落ちていることがあります。飼い主は「銀杏」を美味しく頂きますが、愛犬にとってはちょっと怖い「銀杏」。
あの独特のにおいに犬が反応して立ち止まったり、興味を示してクンクンしている場面もあり、見ている飼い主としてはヒヤッとしてしまいます。
「銀杏って犬が食べても大丈夫なの?」
「どれくらい危険なの?」
「もし食べてしまったらどうすればいい?」
そんな不安を持ったことはありませんか?
この記事では、銀杏の危険性・中毒症状・応急処置・予防策まで、秋の散歩中に知っておきたいポイントをまとめています。
- 秋の散歩コースに銀杏が大量に落ちているのが心配
- 犬がにおいを嗅いで口に入れてしまったら…
- 銀杏がどれくらい危険なのかよくわからない
- 食べてしまった場合の対処法を知っておきたい
犬にとって銀杏は危険?

結論から言うと、銀杏は犬にとって中毒のリスクがある食べ物です。特に問題となるのは「種子部分」。実(種子)にはメチルピリドキシンが含まれ、嘔吐・下痢・ふらつき・けいれんの原因になることがあります。とくに小型犬や子犬・老犬はリスクも高いので気を付けましょう。
また外側の果肉にはギンコール酸などの刺激成分が含まれ、触ると皮膚炎を起こす可能性があります。犬が舐めたり触れたりするのも危険です。
また、イガのある栗と同じように、銀杏が多く落ちている道は足元にも注意が必要です。愛犬の肉球を守るためにも『犬用シューズ』を履かせると安心ですね!
銀杏を食べたときの症状
犬が銀杏を食べたときの症状は、軽度~重度まで幅があります。
軽度な症状
- 嘔吐
- 下痢
- よだれが多い
- 食欲不振
重度な症状
- ふらつき、歩行異常
- 痙攣
- 意識がもうろうとする
- 呼吸困難
銀杏の怖い点は、食べてから数時間後に症状が出ることがあるという点です。食べた直後になにも症状がないからといって安心はできません。「大丈夫そう」と思っても油断せず、早めの受診を心がけましょう。
食べてしまったときの応急対応
家庭でできること
- 口の中に残っている銀杏を取り除く
- 無理に吐かせることはしない(誤嚥のリスクあり)
- 水を少し与えて、様子を観察する
動物病院に連れて行くタイミング
- 食べた量がわからない
- 嘔吐や下痢が続く
- ふらつき・けいれんがある
- あきらかに元気がない
病院に行く際に診察の助けになるので、銀杏の写真や現物があれば持っていきましょう。
予防策と散歩中の注意ポイント
銀杏の誤食は「環境の対策」でかなり防ぐことができます。
- 銀杏並木の下はできるだけ避ける
- リードは短めに持つ
- 落ち葉の中に鼻を入れさせない
- 散歩後は口周りチェックをする
- 拾い食い防止のコマンド(「ちょうだい」「離して」)を練習しておく。
銀杏は「におい」でリスクが上がる
また落ちている銀杏は、外側の果肉が腐敗して強い刺激臭があるため、犬が興味をもちやすいです。我が家の愛犬も、銀杏並木ではずっと道をクンクンしているのはそういった理由があるようです。
見た目で危険がわかりにくいどんぐりや栗とは違い、「においで引き寄せられるタイプ」なので注意しましょう。
まとめ
銀杏は犬にとって中毒のリスクがある秋の危険なたべもののひとつです。
- 嘔吐・下痢・けいれんなどの症状が出ることがある
- 食べた場合は早めに動物病院へ相談
- 散歩中の拾い食い防止とコース選びが予防のカギ
秋の散歩が楽しい季節ですが、足元には意外な危険が潜んでいます。キレイな銀杏並木を眺めていたいところですが、愛犬との秋散歩を安心して楽しむためにも、いつもより少しだけ足元を意識して歩きたいですね。




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