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犬が他の犬と遊ばないのはダメ?うちの子の「好き」を尊重して気づいたこと

犬が他の犬と遊ばないのはダメ?うちの子の「好き」を尊重して気づいたこと わんことの日々

はじめに

ドッグランで他の犬たちが楽しそうに走り回るのを見ると、なんだか微笑ましくなりますよね。
でもその中で、うちの子は少し離れた場所にポツン。
前はあんなに他の犬と遊んでいたのに…どうして?」と、心配になったことはありませんか?

私の愛犬が、まさにそう。
1歳まではどんな犬にも物おじせず、元気いっぱいにワンプロを楽しむような子だったのですが、1歳を過ぎたころから少しずつ変わっていきました。

毎回挨拶は自分から行くのですが、そのあとは遊ばず、飼い主とのボール遊びに夢中…。それでも「遊ぼうよ!」としつこくされると唸ったり威嚇したり…。まるで「こっちこないで!」「僕はパパと遊んでるんだからっ」とでも言いたげな様子です。

でも、いままではどんな子ともフレンドリーに関われてたのに、なんで?…

このままでいいのかな?」                                   「もっとみんなと仲良くしてほしい!」                             「そうだ、トレーナーさんにお願いしよう!

そう思い悩んだ末に、私はドッグトレーナーさんに相談することにしました。

トレーナーさんの一言にハッとした

ラブラドゥードルの写真

私の中では、「犬=みんなフレンドリーで、仲良く遊ぶのが普通」というイメージが強くありました。
だから、しつけでまた前のように他の犬と遊べるようにしたい――そう思っていました。

でも、返ってきた言葉は意外なものでした。

「別に、ドッグランに行く必要ってありますか?」
「この子は他の犬と遊びたいと思っていないのに、無理やり交流を持たせる必要ありますか?」        「この子はパパとボール遊びするのが楽しいんです。」
「ドッグランに行かせたいのは、飼い主さんの希望ですよね?」

その言葉を聞いた瞬間、ハッとしました。
〈うちの子のため〉と言いつつも、実は〈自分の理想〉をこの子に押しつけていただけなのかもしれない――そう気づいたのです。

飼い主の本音:「迷惑をかけたくない」

正直なところ、私が一番気にしていたのは「他の人や犬に迷惑をかけたくない」ということでした。

吠えたり唸ったり、威嚇するような行動を見せるたびに、私は焦って止めようと必死になっていました。
「もしケンカになったら?」「ケガをさせてしまったら?」――そんな不安が頭をよぎり、私自身がストレスを感じていたんです。

私はもともと「人に迷惑をかけてはいけない」という気持ちが強い性格。犬や飼い主同士のトラブルなどを見聞きするたびに、もし自分だったら…と胸が苦しくなることもしばしばでした。

だからこそ、できるかぎり迷惑をかけることなく仲良くしてほしかったのです。

犬が『本当に楽しめる時間』を見つめ直す

改めて考えてみると、愛犬は何よりボール遊びが大好き。
他の犬と走り回るよりも、ボールを追いかけて戻ってくる、その繰り返しが楽しくて仕方ないんです。

それ以来、私は他の犬と交流を持たせるために、ドッグランへ連れていくのはやめました。
代わりに、人の少ない広場や公園でロングリードを使い、思う存分ボール遊びを楽しませるスタイルに変えたのです。

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時々、平日のすいている時間帯にドッグランを訪れることはあります。
他の犬がいないときは、愛犬はのびのびと走ったり、ボール遊びを満喫しとても楽しそう。
その姿を見て、「この子にはこの形が合っているんだな~」と心から納得しました。

「みんな仲良く」が正解じゃなくてもいい

犬だからといって、みんなが社交的なわけではありません。
人間と同じように、「誰とでも仲良くしたいタイプ」もいれば、「少人数やひとりで過ごすのが好きなタイプ」もいます。

たぶん、うちの子は後者。
それに、思い返してみると私自身もそうでした。
大勢の中にいるより、静かな場所でゆっくり過ごす方が落ち着くタイプ。

「犬は飼い主に似る」なんていいますが、きっと性格もどこか似たのかもしれません(笑)。

まとめ ~『わんちゃんファースト』という考え方〜

犬が他の犬と遊ばないからといって、決して『ダメ』なことではありません。
大切なのは「うちの子は何をしているときが一番楽しいのか」を見つけてあげることです。

  • 他の犬と走り回るのが好きな子
  • 飼い主とボール遊びをするのが好きな子
  • ひなたぼっこでのんびり過ごすのが好きな子

どんなタイプでも、その子らしさを尊重してあげたいですね。

無理に他の犬と仲良くさせるよりも、愛犬が本当に楽しめる時間を一緒に過ごすこと
それこそが、飼い主としてできる最高の愛情表現だと今は思っています。

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