秋になると、栗の木の下にはイガ付きの栗や落ちた実がたくさん。犬が興味を示して口にしてしまうことがありますが、実は注意が必要です。
この記事では、栗のイガや実の危険性・応急処置、そして50代飼い主としての散歩中の工夫をまとめます。
栗のイガや実の危険性

- イガ(トゲのある外皮)
- 犬が噛むと口や舌、歯茎を傷つける可能性があります。
- 小さなイガは飲み込むと消化管を傷つけることもあるため注意が必要です。
- 栗の実(中身)
- 栗の実自体は基本的に毒性はありません。
- ただし、大量に食べると消化不良や下痢を起こすことがあります。
- 塩や砂糖がついた加工栗は絶対に与えないでください。
栗のイガも実も、散歩中に落ちているものは油断できません。特に落ち葉に隠れて見えにくい場合は注意が必要です。
食べてしまった時の対応
家庭でできること
- イガが口に刺さっていないか確認
- 実を少量食べた場合は水を与え、様子を見る
- 嘔吐や下痢が出た場合は観察を続ける
動物病院に連れて行くタイミング
- イガで口や喉に傷がついた場合
- 下痢や嘔吐が続く場合
- 元気がなくなる場合
小型犬や高齢犬は、体が小さい分消化器への負担も大きいので、少しの量でも注意が必要です。
予防策と散歩中の注意ポイント
- 落ち葉の下やイガのある道は避ける
- 短めのリードで口元を管理
- 拾い食い防止トレーニングやマズルガードの活用
- 散歩後の口の中チェック
私も50代になり、老眼で地面の小さなイガを見落としやすくなりました。体力も落ちてきたため、散歩は見通しの良い道を選び、拾い食い防止を徹底しています。またいざという時にイガ付きの栗を蹴ることができるよう、スニーカーで自分の足も保護しています(笑)
まとめ
- 栗のイガは口や消化管を傷つける危険がある
- 栗の実自体は毒性なしだが、量や調理法に注意
- 食べてしまったら様子を見つつ、必要に応じて動物病院へ
- 散歩コースや拾い食い防止の工夫で予防できる
飼い主にとっては美味しい栗ですが、栗のイガや実など地面の危険に注意して愛犬を守ってあげましょう。
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