秋の散歩シーズンは、落ち葉やどんぐりに犬が興味を示すことがよくあります。小さくて無害そうに見えるどんぐりですが、犬にとっては中毒の危険がある食べ物です。
この記事では、症状や応急処置・予防策までわかりやすく解説します。
どんぐりの危険性とは

秋の散歩シーズン、落ち葉の下に隠れたどんぐりに犬が興味を示すことがあります。小さくて無害そうに見えるどんぐりですが、犬にとって中毒の危険があります。
- どんぐりにはタンニンという渋み成分が含まれており、大量に摂取すると消化器官に負担をかけます。
- 小型犬や体重の軽い犬は、少量でも症状が現れる場合があります。
- 高齢犬や持病のある犬は、さらにリスクが高まります。
☑️散歩中に少しでも口に入れてしまった場合は、油断せず観察しましょう。
中毒症状の具体例
どんぐりを食べた後に現れる症状は、軽度〜重度までさまざまです。散歩中や帰宅後の様子をよく観察しましょう。
軽度な症状
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 元気がなくなる
重度な症状
- 血便
- 嘔吐が続く
- 腹痛で落ち着かない
- 脱水症状(口の渇き、ぐったり)
☑️これらの症状が見られたら、早めに動物病院に相談しましょう。
食べてしまった時の応急処置
家庭でできること
- 口の中に残っているどんぐりを取り除く
- 水を少量ずつ与える(嘔吐・腸内負担を和らげる)
- 嘔吐・下痢が続く場合は、自宅での対応は避け、すぐに動物病院へ
動物病院に連れて行くタイミング
- 嘔吐や下痢が数回以上続く
- 血便やぐったりする症状がある
- 食べた量が多い場合
☑️早めの受診で中毒症状の悪化を防げます。
予防策と散歩中の注意ポイント
どんぐり中毒を防ぐには「拾い食いさせない工夫」が重要です。
- 口輪やマズルガードの活用
- リードでの管理・拾い食い防止トレーニング
- 落ち葉が多いコースは避ける
- 散歩後の口チェック
☑️我が家の愛犬も散歩中にどんぐりに興味を示したことがあります。幸い口に入れる前に気づきましたが、どんぐりは小さいのでそのまま飲み込まない心配でした…。
まとめ
- どんぐりには犬にとって中毒の危険がある
- 嘔吐・下痢・ぐったりなどの症状が出たら早めに受診
- 拾い食い防止の工夫をする
☑️秋の散歩は気持ちよくても、落ち葉の下には危険が潜んでいます。愛犬を守るために、常に目を配りたいですね!
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