夜、ベッドにもぐりこむと愛犬がそっと体をくっつけて寄り添ってくる——。
この瞬間、なんとも言えない幸せを感じギュッと抱きしめたくなってしまいますよね。
隣で寝息を立てている愛犬の存在が、愛おしいくてたまらない!
一方「犬と一緒に寝るのって本当にいいの?」と迷う声も聞かれます。また更年期世代になると、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めてしまうことも増えてしまうもの。
特に50代以降になると、睡眠の質と健康への影響は無視できません。
今回は、50代の飼い主さんが知っておきたい「犬と寝るメリット・デメリット」そして快適に眠るための工夫をお伝えします。
犬と一緒に寝るメリット

安心感と癒やし効果
犬は群れで暮らす動物。飼い主のそばにいることで安心します。
そして私たちにとっても犬のぬくもりや呼吸音は、自然とリラックスできる癒やし効果があります。
仕事や家事、家族のことなどで疲れた日も、愛犬が隣で丸くなって眠っている姿を見るだけでホッとしますよね(私はニオイも嗅ぎまくってます…)。
愛犬との絆が深まる
寝るという“無防備な時間”を一緒に過ごすことで、犬との信頼関係がさらに強くなるという声も多いですね。
特に子犬のころは、飼い主のそばで寝ることで安心し、早く新しい環境に慣れるということも。
防犯でも安心
夜中に物音がしても、犬がいち早く反応してくれるのは心強いものです。
実際、我が家の愛犬も小さな音に反応して「ん?」と顔を上げるタイプ。そのたびに、私もなにもないことを確認し安心してまた眠りにつけます。
犬と一緒に寝るデメリット

睡眠の質が下がることも
犬は人間より眠りが浅く、夜中に動いたり、場所を変えたりします。
そのたびに飼い主の眠りが中断されることも…。
特に50代以降は、眠りが浅くなりやすいため、犬と一緒のベッドで眠ることで中途覚醒や寝不足が悪化する場合があるので注意したいですね。
衛生面の注意点
犬の毛・皮脂・よだれ・ダニなどが寝具に付くことがあります。免疫力が下がりやすい年代では、清潔さへの配慮も大切。
アレルギー体質の方は、寝具の洗濯や犬のシャンプーをこまめに行うようにしましょう。
👉犬と一緒に寝ると衛生面も気になる…。ベッドを清潔に保つ方法はこちらで詳しく解説しています↓
甘えすぎ・分離不安のリスク
毎晩一緒に寝ていると、犬が「飼い主といないと眠れない」状態になってしまうこともあります。
旅行や病院の預かり時など、飼い主と離れたときに強い不安を感じてしまう子もいるので、ほどよい距離感は大切です。
犬の安全にも注意
飼い主が寝返りを打ったときに犬を踏んでしまったり、犬がベッドから落ちてケガをするケースもあります。特に小型犬・子犬・シニア犬は骨が弱いので要注意。
また、人間用の布団は犬にとって暑すぎたり冷えすぎたりすることもあるため、犬専用の寝床を用意してあげるほうが安心です。
👉子犬のうちはどうしたらいいの?→子犬におすすめのベッド選び方をまとめました↓
一緒に寝る時の注意点

犬専用スペースを確保
「同じベッドで一緒に寝る」のではなく、ベッドの足元や横に犬用ベッドを置くのがおすすめ。
距離は近く、でも睡眠の妨げになりにくいスタイルです。
衛生管理を習慣に
- 定期的なシャンプーとブラッシング
- シーツや毛布のこまめな洗濯
- ノミ・ダニ予防を忘れずに
ちょっと面倒に感じても、清潔な寝具で眠るほうが翌朝の目覚めがスッキリします。
自分の睡眠を優先に
もし「夜中に目が覚める」「眠りが浅くなった」と感じるようなら、同じ部屋で別々に寝るという選択もアリです。犬はあなたの近くにいるだけで安心できます。
我が家では、ベッドのすぐ横にクレートを置いて愛犬が寝ています。
そのおかげで、夜中に動いたときもすぐ気づけて安心。
ちなみに朝は…誰よりも寝坊助なうちのもふもふ犬、夫が毎朝必死に犬を起こすのが日課です(笑)
50代から考えたい「犬との睡眠バランス」
- 眠りが浅いタイプ → 同じ部屋で別々に寝る
- 犬の動きが気にならない → 添い寝OK
- 衛生面が気になる → 犬用ベッド+こまめな洗濯
無理に「一緒に寝る or 寝ない」を決めなくても大丈夫。
愛犬の性格や自分の体調に合わせて、ちょうどいい距離感を見つけていきましょう。
まとめ
犬と一緒に眠る時間は、確かに幸せです。
ただ、50代以降は「愛犬のぬくもり」と「自分の睡眠の質」をどちらも大切にしたい時期。
- 犬専用の寝るスペースを作る
- 衛生面を整える
- 自分の眠りを優先する
お互いに心地よく眠れる環境を作れば、毎朝の「おはよう」がもっと幸せになりますね!
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