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犬のうんち処理マナー|埋める・捨てるのはNG!正しい持ち帰り方とは?

犬のうんち処理マナー|埋める・捨てるのはNG!正しい持ち帰り方とは? わんことの日々

はじめに

散歩中に犬がうんちをしたとき、皆さんはどう処理していますか?

多くの飼い主さんは袋に入れて持ち帰るのが当たり前になっていますが、中には今でも「昔ながらの方法」で処理している方を見かけることがあります。

たとえば、スコップで拾って道の脇に捨てたり、土を掘って埋めたり…。
実際このような処理方法をしている、シニアの方を見かけたことがあるのですが、たしかに「そのまま放置」というわけではないかもしれません。

しかし、その方法は衛生面・マナー面の両方でNG
この記事では、「うんちの正しい処理方法」と「なぜ埋めたり捨てたりしてはいけないのか」について、わかりやすく解説します。

「埋める」「草むらに捨てる」がダメな理由

理由をイメージした写真

衛生面の問題

犬のうんちは、寄生虫や細菌を含んでいることがあります。
土に埋めても分解されるまで時間がかかり、他の犬や子どもが触れてしまうリスクもあります。

特に、散歩コースや通学路沿いでは、子どもたちが草むらで遊ぶことも。
うんちを埋めたり捨てたりすることで、衛生的にも見た目的にもよくない環境をつくってしまいます。

雨で流れて環境汚染の原因に

埋めたうんちや草むらに捨てたうんちは、雨が降ると下水や川に流れ込み、水質汚染の原因になります。
自然に還ると思っていても、実際はそうではありません。

自然や地域の環境を守るためにも、必ず持ち帰るのがマナーです。

他の犬への感染症リスク

うんちには、犬同士でうつる寄生虫卵やウイルスが含まれていることがあります。
それを他の犬が“クン活”(ニオイ嗅ぎ)中に口にしてしまうと、感染症の原因になることも。

実際、我が家で以前飼っていたトイプードルも、草むらにあった他のわんちゃんの排泄物から感染してしまったことがありました。
頻回の血便や下痢を繰り返し、脱水症状を起こして数日間点滴治療を受けることに…。
幸い回復しましたが、当時は本当に心配でたまりませんでした。

「放置うんちが原因で下痢になった」「寄生虫がうつった」というケースも、実際に少なくありません。
たったひとつのうんちが、他の犬の健康を脅かすこともあるのです。

正しいうんちの処理マナー

ペットのフンはお持ち帰りくださいの表示の写真

袋に入れて持ち帰るのが基本!

基本中の基本ですが、ビニール袋・うんち袋で必ず持ち帰るようにしましょう。
袋の中には、におい漏れを防ぐためにトイレットペーパーやティッシュを一緒に入れるのもおすすめです。

持ち帰ったあとは、自宅のトイレや指定のゴミとして処分しましょう。
(自治体によってルールが異なるため、確認しておくと安心です。)

☑️ニオイが気になる!という方はこの記事がおおススメです👇

公共のゴミ箱には捨てない

「公園のゴミ箱のに捨てていこう」と思う方もいますが、基本的に家庭ごみとして持ち帰るのがマナーです。自治体によっては「ペットの排泄物禁止」と明記されていることもあります。

また公園等のトイレに排泄物を流すことも禁止されているところがあるので、注意しましょう。

夜間散歩では懐中電灯を持参

暗い場所ではうんちを見落としがちです。見えないがために意図せず「放置」してしまうかもしれません。
懐中電灯やスマホライトを使い、きちんと確認して処理するようにしましょう。

昔は良かった、では済まされない今

犬と散歩している写真

昔は、空き地や田んぼのあぜ道など、犬を自由に散歩させても問題が起きにくい時代でした。
しかし今は、交通量が増え、街中では人も多く「みんなが気持ちよく散歩できる環境」を守るマナーが求められています。

「昔は埋めていたから」「うちの地域では昔からそうだった」ではなく、
今の時代のマナーとして愛犬の排泄物は責任をもって持ち帰るを当たり前にしたいですね。

まとめ

犬のうんちをそのまま捨てたり、土に埋めたりするのはもう昔の話。
現代では、環境・衛生・感染症・周囲への配慮のすべての面でNGです。

大切な愛犬を守ること、地域の人に不快な思いをさせないこと。
そのどちらも、「うんちを持ち帰る」というあたりまえの行動で守ることができます。

散歩マナーを守ることは、愛犬家としての誇りです。
みんなが気持ちよく歩ける道のために、今日も気持ちよく「うんち袋」を持って散歩に出かけましょう!

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