犬にとってベッドは、ただ寝るだけの場所じゃなくて「自分だけの安心できる場所」ですよね。
我が家のもふもふ犬も、気に入ったベッドに横たわると、そこからなかなか動かなくなります(笑)
でも、季節が変わっても同じベッドを使って大丈夫なの?
意外とここで悩む飼い主さん、多いです。
今回は、季節ごとにどんなベッドが快適なのか、そして置き場所のポイントをお話しします。
犬にとって季節に適したベッドを選ぶ理由

犬は1日の半分以上を寝て過ごす動物です。うちの子も、日中はほとんどゴロゴロ・うとうと…(笑)
だからこそ、寝る環境の快適さ=健康にも影響します。
季節によって気温差があるので、
・夏は「暑さ・熱中症」
・冬は「冷え・関節痛」
この2つをどう防ぐかがポイントです。
夏におすすめの犬用ベッドの選び方

最近の夏は本当に暑いですよね。もう毎日が酷暑日と言っても過言じゃないほどです。
冷房をつけていても、床に近い犬の体感温度は意外と高いもの。うちの愛犬は自慢のもふもふも、この時期だけは短くカットするなどして工夫しているのですが…。
「うちは冷房があるから大丈夫」と思っても、ベッドが熱をこもらせていたら意味がないんですよね。
通気性のよい素材
夏は、風が通りやすくて熱がこもりにくい素材を選びましょう。
- メッシュ生地
- 接触冷感タイプ(ひんやりマットなど)
- 竹・ラタン素材のすのこタイプ
うちでは、夏は“ひんやりマット+通気性のあるベッド”をセットで使っています。
犬が自分で涼しい場所(冷たい場所)を探してはゴロゴロする姿、なんだかかわいいですよね。
洗いやすさ
夏は皮脂や汗で汚れやすい季節。ニオイ対策も大切です。
カバーが外せるタイプや、丸洗いできるものを選ぶと清潔に保てます。
ベッドの置き場所も工夫
・直射日光の当たらない場所
・エアコンの風が直接当たらない場所
・風通しのよいフローリングの上
アルミプレートを置いておくと、犬が自分で「ここ冷たくて気持ちいい!」と気づいて寝てくれることもあります。
冬におすすめの犬用ベッドの選び方

冬は、犬も人間と同じで“ぬくもり”が恋しくなります。
特にシニア犬や小型犬は体温が下がりやすいので、保温対策は大事なポイントです。
保温性のある素材
保温性に優れた素材は、体温が逃げにくく冷えから体を守ってくれます。特に子犬やシニア犬は体温調整が苦手なので、冬は保温重視のものを選んであげましょう。
・ボアやフリース生地
・厚手クッション入り
・ドーム型やボルスター型(囲まれる形)
我が家も冬になると、ベッドに毛布をプラス。すっぽり包まって寝ている姿を見ると、こっちまでほっこり気分になりますね。
電気毛布・ヒーターの利用は慎重に
ペット用ヒーターは便利ですが、低温やけどやコードかじりには注意。必ず「ペット専用」で「温度調節付き」のものを選びましょう。
直接当てずに、タオルや毛布を1枚かけると安全です。
・必ずペット専用のものを使用する
・温度調整できるタイプを選ぶ
・「直接当たらないようタオルをかける」など安全対策をする
設置場所の注意点
犬用ベッドを置く場所にも気を付けてあげましょう。
・窓際や玄関など冷気が入る場所は避ける
・床からの冷えを防ぐため、ベッドの下にマットやカーペットを敷く
・エアコン暖房の風が直接当たらない位置に置く
夜は特に冷えるので、ドーム型ベッドや毛布を重ねてあげると安心です。
通年で使える便利なベッド選びの工夫

「季節ごとに買い替えるのはちょっと…」という方は、
通年で使えるタイプをうまく調整して使うのもおすすめです。
- カバーだけ夏・冬用で交換
- 中敷きマットを季節で入れ替える
- 取り外しできるタイプを選ぶ
うちでは、冬だけ毛布をプラスするだけで十分。意外とこれで快適に過ごせてます。
初めての飼い主さんがやりがちな失敗
人間用の毛布や座布団を代用してしまう
わざわざ犬用ベッドを買うのももったいないし、人間用の毛布や座布団を代わりに使えばいいのでは…と考えるかもしれません。
しかし、洗いにくかったり、毛やニオイが取れにくいこともありあまりおススメできません。また、誤飲の危険もあるので、犬用ベッドを準備することをおすすめします。
部屋の隅や通路にベッドを置いてしまう
部屋のキャパシティーの関係もありますが、あまり人の出入りが頻繁な場所では、犬自体が落ち着けずにゆっくりと休むことができません。また通行人にぶつかるなどの可能性もあるので気を付けましょう。
エアコンの風が直撃する場所
夏は冷えすぎ、冬は乾燥しすぎて体調を崩すこともあるので、直接風が当たらない場所を選んでください。
まとめ
犬用ベッドは、「一年中同じでいい」というものではありません。
季節に合わせて少し工夫するだけで、愛犬の健康もぐっすり眠る姿も守ってあげられます。
- 夏は「通気性・涼しさ・清潔」
- 冬は「保温・冷え対策・安全」
- 置き場所は「直射日光・風・冷気」を避ける
季節の変わり目にはぜひ
「ベッド、そろそろ替えどきかな?」とチェックしてあげてくださいね!
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