はじめに
冬の寒い夜、愛犬がちゃんとあたたかく眠れているか気になったことはありませんか?
寒さが厳しくなると、犬も体温を逃さないように丸くなったり、寝る場所を変えたりします。
とくに小型犬やシングルコートの犬種、シニア犬は寒さの影響を受けやすいので、夜の冷え込み対策は大切。
今回は、犬が冬の夜も快適に眠れるようにする「寝床づくり」&「防寒対策」のポイントを紹介します。
冬に選びたい寝る場所のポイント

暖かさは「どこで寝るか」がけっこう重要になってきます。部屋の中でも、場所によって体感温度は大きく違ってきます。
床の冷気を避ける
冬の夜は、床からの冷気が意外と強く伝わります。
冷たい空気は床近くに溜まるので、直接フローリングに寝ていると、下からじわじわと体が冷えてしまうことも…。
【対策ポイント】
- ベッドやマットを直置きしない
- カーペットや断熱マットを下に敷く
- 厚手のコルクマットやジョイントマットもおすすめ
とくにシニア犬や関節が弱い犬は、体を冷やすと関節痛の原因にもなるため、底冷え対策は重要。
窓際や玄関の寒気を避ける
窓の近くや玄関は冷気が入り込みやすい場所です。
夜になると冷え込みが強まり、体感温度がぐっと下がってくるので要注意。
【おすすめの設置場所】
- エアコンの風が直接当たらない部屋の中央付近
- カーテンやパーテーションで仕切れる場所
- 家族の気配を感じられる位置(安心して眠れます…)
快眠できる寝床の工夫

寝床の形や素材を工夫すると、愛犬の快適さもUPします。
ドーム型・もぐれるベッド
丸まって寝る子にはドーム型やもぐれるベッドがおすすめ。体全体を包み込む形なので、外気をシャットアウトし保温性が高いです。
毛布・クッションを重ねる
寒さに応じて調整できるように、ベッドの上に毛布を1〜2枚重ねておくのも◎。
薄手→厚手と重ねておいて、犬が自分で出入りして温度調整できるようにしておくといいですね。うちの子は暑くなると自分で毛布を蹴飛ばし勝手に調節しています(笑)。
低反発・あったかマット
床からの冷えを防ぐだけでなく、体圧分散にも役立ちます。
特にシニア犬は関節の保護にもつながるので、冬は低反発マット+毛布の組み合わせがおすすめ。
防寒アイテムを上手に使おう

愛犬のタイプに合わせて、防寒アイテムを上手に取り入れてみては。
犬用腹巻・ネックウォーマー
冷えやすいお腹や首周りを覆うことで、全身の冷えを防げます。
腹巻は着脱も簡単で、就寝時にも使いやすいアイテムなので一度お試ししてみてはどうでしょうか。
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ペットヒーター・電気マット
ペットヒーターや電気マットは便利ですが、低温やけどやコード噛み対策は必須。
直接肌に触れないように薄手の毛布を一枚挟む・コードはカバーで隠す・タイマーや温度調整付きの製品を選ぶなど、安全対策は万全にして使いましょう。
こたつや電気毛布を留守中に使うのは危険なのでNGですよ。
寝る前のひと工夫でポカポカに
寝る前に軽く体を動かすのも効果的です。
我が家では、寝る前にちょっとしたボール遊びをしています(もはやナイトルーティンなのですが)。
飼い主も愛犬も体がポカポカに温まってから就寝できるので、一石二鳥です(笑)
また、マッサージやブラッシングもおすすめ。
血行を促しながら、リラックス効果もあるため、ぐっすり眠りやすくなりますよ。
まとめ
犬が自分で温度調節できるような環境を、整えてあげることが飼い主の役割です。
- 冷気を避けた場所に寝床を設置
- 床からの底冷えを防ぐ
- ドーム型ベッドや毛布でぬくぬく空間を作る
- 犬用防寒アイテムやペットヒーターを安全に活用する
冬の寒さ対策は「寝床の位置・素材・補助アイテム」で愛犬にとって、ぬくぬく・ポカポカ快適なお休みタイムになりますように!


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