はじめに
寒い朝、外に出るのをためらう季節になりましたね。
愛犬も玄関で立ち止まったり、呼んでもあたたかいお布団からなかなか出てこなかったり…。
でも、散歩は犬にとって大切な運動&気分転換の時間。
「今日は寒いからお休み!」というわけにもいかないのが辛いところ(笑)。
とはいえ、無理して寒い時間帯に出る必要はありません。
今回は「冬でも快適に歩ける時間帯」と「犬の防寒対策」についてご紹介します。
散歩のベストタイミングは“日中の暖かい時間”

冬の朝晩は冷え込みが強く、地面もひんやり冷たくなっています。
そのため、10時〜15時ごろの昼間の時間帯がおすすめです。
とくに小型犬やシングルコートの犬種は冷えやすいので、日差しのある時間に短時間でも外の空気を吸わせてあげましょう。
💡ポイント
・「気温10℃前後」が目安
・風が強い日は体感温度が下がるので注意
・晴れた日の昼間は、日光浴でビタミンD生成にもおすすめ
犬の寒さサインを見逃さないで
犬が寒がっているときには、こんなしぐさが見られます。
- ブルッと震える
- 尻尾を下げて歩く
- 足を持ち上げる
- すぐに帰りたがる
これらの行動が見られたら、寒さを感じているサイン。
服を着せたり、散歩時間を短くするなどして調整してあげましょう。
我が家の愛犬はもふもふ犬なので、比較的寒さには強いほうです。
それでも上記のようなしぐさが見られたときは「今日はかなり冷えてるのね」と、すぐに服を着せたり、短めの散歩に切り替えるようにしています。
防寒アイテムで快適に

犬用ウェアで冷え対策
被毛のタイプや年齢に合わせて選ぶのがポイントです。
・小型犬・老犬 → 裏起毛タイプ
・活発な犬 → 軽量で動きやすい素材
・雨雪の日 → 撥水タイプのコートもおすすめ
犬用靴・ブーツ
足元の寒さ対策も大切です。
靴やブーツは、冷たい地面・雪・凍結・塩化カルシウムから肉球を守ってくれます。
慣れない場合は、まずは短時間の練習から始めてみては。
犬用腹巻・ネックウォーマー
お腹を冷やしやすい犬には腹巻がおすすめ。
つけるのも簡単で、体温を逃しにくく、また血行促進にも役立ちます。
飼い主も「冬散歩スタイル」で
寒い季節は、飼い主が寒さに負けてしまうと、つい散歩をサボりがちに…。
そこで、飼い主の防寒対策も忘れずにしましょう。
・手袋や防寒ブーツ
・ポケット用カイロ
・帽子・ネックウォーマー
更年期世代の私は、夏の暑さはかなりキツイのですが、冬の寒さには愛犬同様に強いほうです。
それでも手足の冷えはあるので、特に足元だけはしっかり防寒しています。
散歩後のケアも忘れずに

冷えた体は、帰宅後すぐのケアがトラブル予防のためにも大事です。
・タオルで足を拭く(または洗う)
・ドライヤーで軽く乾かす
・肉球クリームで保湿
散歩後のケアを丁寧にし、皮膚トラブルやしもやけを防いであげましょう。
まとめ
冬の散歩は、寒さ対策さえしっかりすれば、犬にとっても楽しい時間になります。
無理に早朝や夜に出なくてもOK。
愛犬・飼い主に・双方にとって、無理せず心地よく歩ける「冬散歩」を楽しんでいきましょう。




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