はじめに
朝晩はひんやりしてきて、散歩が気持ちいい季節になりましたね。
道端にはコスモスや彼岸花、ススキなど秋の花がたくさん咲いていて、歩いているだけでもリフレッシュできて楽しいですよね。
うちの犬も、そんな花の近くに行くとすぐクンクン…。
かわいいけれど、ふと「これって大丈夫なのかな?」とふと気になることはありませんか?
実は秋の花の中には、犬にとって注意しないといけないものもあるんです。
今回は、秋の散歩で見かける代表的な花と、その注意点をまとめてみました。
犬が花をクンクンするのは自然な行動

犬の嗅覚は私たちの数千~1億倍も優れていもるとか。犬にとって『クンクンと匂いを嗅ぐ』のは本能的な行動で
・ほかの犬の情報を集める
・季節の匂いを感じる
・安心できる匂いを探している
など、犬にとっては大切なコミュニケーションのひとつなんですね。
うちの子も新しい道ではいつもわくわくするのか、積極的医クン活します。
「もう少し歩こうよ〜」と思っても、なかなか進まないことも…(笑)。
そんな姿を見るのも楽しいですが、花や草に顔を近づけるときには少し注意してあげましょう。
秋の散歩で見かける「気をつけたい植物」
彼岸花(ヒガンバナ)

秋の風物詩ともいえる真っ赤な彼岸花(白やピンクもあるけれど…)
見た目はとてもきれいですが、全草に毒があり特に球根には「リコリン」という有毒成分が含まれています。
触っただけで問題になることは少ないのですが、口に入れたりするのは絶対NG。
うちの近所の田んぼ道にもお彼岸になると見事な花を咲かせるのですが、愛犬が興味を持たないように、少し距離を取って歩いています。
コスモス

秋らしい優しい色合いの花ですが、犬によっては花粉や香りに反応してくしゃみをしたり、目をこすったりすることがあります。
最近はコスモス畑として人気の散歩場所も多いですが、顔を花の中に突っ込まないように注意して見てあげましょう。
ブタクサ

秋の花粉症といえば、ブタクサ。
道端や空き地、河川敷などに多く見られます。人の花粉症の原因として知られていますが、犬もアレルギーを起こすことがあります。
くしゃみや目のかゆみ、体をかくような様子が見られたら、もしかするとブタクサの花粉が原因かもしれません。
私の地域でも、秋口になると一気にブタクサが増えます。我が家のもふもふ犬も、アレルギーの有無はわかりませんが、「クスンッ」というくしゃみをすることがあります。
ちなみに飼い主が秋の雑草類のアレルギーがあるので、基本は近づきません!(笑)
キク

公園などに多い花ですが、犬が食べると中毒を起こすことがあります。香りも強いため、敏感な子はくしゃみや鼻水が出ることも。
花壇の近くを歩くときは、リードを短めに持って歩くのがおすすめです。
安心して散歩を楽しむための工夫
・花壇や草むらに顔を近づけすぎないようにする
・ブタクサやススキが多いエリアはなるべく避ける
・散歩後は体や顔を軽く拭いて花粉を落とす
・鼻や目、口まわりをチェックして異常がないか確認する
季節の香りを感じながら、愛犬と一緒に安全に楽しみたいですね。
まとめ 〜季節の花と上手につき合う〜
秋は花や草がきれいなので、私もつい足を止めて愛犬との「映え写真」を撮ったりしています。
でも、植物によっては犬に危険なものもあるので
「危ない花の近くでは距離を取る」
「散歩のあとに体をチェックする」
愛犬を危険から守りつつ、この季節にしか体験できない素敵なお散歩を!
▶️朝晩の冷え込みが強くなる季節は、寒さ対策も大切です。
▶️散歩のあとは足のケアも忘れずに!




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