はじめに
日本は地震や台風などの自然災害が多く、いつ何が起こるかわかりません。かなり心配性の私は「もしも…」を考えていつもドキドキ不安しかないのですが(笑)
そんな中、大切な家族である愛犬を守るために必要なまのは「食べ物や水」などを準備しておけば安心というわけではありません。
実は「情報の整理」もとても大切なこと。
その情報をひとまとめにしておけるのが 『犬の防災手帳』です。
母子手帳やお薬手帳のように、愛犬の体調・性格・連絡先などを記録しておくことで、もし飼い主がそばにいなくても、誰かが代わりにお世話してもらうときに困らないようにしておくためです。
この記事では、防災手帳に書いておきたい内容と作り方を、わかりやすいチェックリスト形式で紹介します。
犬の防災手帳ってどんなもの?

犬の防災手帳とは、愛犬の命を守るために必要な情報を1冊にまとめたノートのようなものです。
日ごろ一緒に過ごしている飼い主には当たり前のことでも、避難先や他の家族・ボランティアの方々には分からないことがたくさんあります。
だからこそ、犬が自分で話せない分“手帳”で伝えられるようにしておくんです。
作っておくとこんなメリットがあります👇
- 迷子やトラブルを防ぎやすくなる
- 避難所や病院でスムーズに対応してもらえる
- 飼い主が不在のときでも家族が世話を引き継げる
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犬の防災手帳に書いておきたい内容(チェックリスト)

基本情報
- 名前、年齢、性別
- 犬種、体重、毛色
- マイクロチップ番号 (埋め込んである場所も)
- 最新の写真(迷子時の確認に必須)
☑️写真は迷子になった時の確認にも使えるので、全身と顔のアップの両方そして最近のものを貼っておきましょう。
健康・医療情報
- ワクチン接種の履歴(狂犬病・混合ワクチンなど)
- フィラリア・ノミダニ予防の記録
- 持病やアレルギーの有無
- 投薬中の薬の名前と用量
- かかりつけの動物病院の名前・住所・電話番号
☑️特に投薬内容は「1日何回・どのように飲ませるか」まで書いておくと安心です。
食事・生活習慣
- 普段食べているフードの種類・量・回数
- 好きなおやつやアレルギー食品
- 散歩の回数やタイミング
- 性格(怖がり、人見知り、犬が苦手など)
☑️性格のメモは意外と重要。初めて世話をする人が、愛犬の特徴を知る手助けとなります。
緊急連絡先
- 飼い主の氏名・携帯番号
- 同居家族の連絡先
- 預け先として信頼できる知人・親族の連絡先
- ペットを受け入れてくれる避難所やホテルの情報
☑️ 災害時は電話がつながりにくいので、連絡先は複数あると安心です。
避難用品リスト
防災手帳には「持ち出すべき物品」も書いておきましょう。
- ドッグフード・水(少なくとも3日分)
- 食器・携帯ボトル
- キャリーケース・リード・ハーネス
- トイレ用品(シーツ・うんち袋)
- タオル・毛布
- 常備薬・救急セット
☑️半年に一度はリストを見直し、賞味期限やサイズが合っているか確認しておきましょう。
家族みんなで共有しよう

防災手帳は「作って終わり」ではありません。家族全員が見られる状態にしておくことが大切です。
- 家の分かりやすい場所に置く
- コピーを避難バッグに入れる
- スマホで写真を撮ってクラウドで共有
☑️特にクラウド共有は、離れて暮らす家族と共有とできるので、もしもの時にすぐ行動できます。
防災手帳を活用した日常の備え

- フードや薬の賞味期限チェック
- 防災バッグの中身を半年ごとに確認
- 家族で避難経路や集合場所を話し合う
- 防災手帳の更新日を記録して、常に最新情報に保つ
こうした小さな習慣の積み重ねが、いざという時の安心につながります。
まとめ
犬の防災手帳は、「もしもの時に愛犬を守るための命綱」。
基本情報・健康状態・食事内容・連絡先・避難グッズを整理しておけば、飼い主がいなくても誰かが助けてくれます。
災害はいつ起こるかわかりません。思い立った今日から、少しずつ準備を始めてみませんか?
愛犬を守れるのは、日々そばにいる飼い主さんだけです。
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